コンバージョン獲得が狙えるキーワードでのSEO
今、SEO会社において最近、言われていることはコンバージョン獲得から逆算したコンテンツ作成をし、SEOを考えるというものです。集客といってもコンバージョン獲得が可能なキーワードの検索による集客なのです。コンバージョン獲得が難しいものの優先度を下げるということなのです。
なんでもかんでもコンテンツを作成し、集客を考えるというのとは一線を画するのです。コンテンツマーケティングの延長線上にあるSEOなのです。
コンテンツマーケティングというとコンバージョン獲得を考えた集客を行うためにコンテンツを戦略的に考えて、マーケティングを行おうというものです。ここにぜひともSEOの要素もより強く考えていってほしいと考えています。
そうはいってもコンテンツがコンバージョン獲得を可能にするものでなくてはいけませんし、マーケティングを考えた戦略的なものでないといけません。
ではコンバージョン獲得とは何か?
コンバージョン獲得とはサイト運営者の戦略や考え方によって若干異なりますが、基本的には問い合わせの件数、見積もり件数、資料請求数、売り上げというものになります。
言い換えるとマーケティングとして期待しているものなのです。ショッピングサイトなら売り上げとなります。企業間取引B2Bでの引き合いを期待しているサイトなら見積もり件数であったり、資料請求数になります。
より多くのコンバージョンを獲得するための施策としていろいろなものを考えます。例えば、ランディングページの充実であったり、各キーワードのターゲットページの確認による、本当にキーワードとマッチしているのかの確認などが当たります。
よくあるのが、順位はそこそこ上がっているが、そのターゲットページとなっているページ(実際に順位が上位のページ)に内容が十分でない場合です。この場合は、その検索者が望むような情報、商品、サービスを記載することが大切です。
SEO会社の考えるコンバージョンレートを上げる施策
弊社の考えるコンバージョンレートの上げ方ではあるが、これはサイトの来訪者に信用してもらうということともう一つは検索キーワードのマッチ度を高くするということなのです。
前者のサイト来訪者に信用してもらうことであるが、その施策には次のものがあります。
- 検索キーワードでの順位をより高くすること
- 掲載されている商品、サービスの信頼を高めるための施策、コンテンツを作成すること
- 運営サイトの運営者の信頼度を上げること
これらのうち、2番目、3番目は専門性や特許の有無、サービスの特異性などを表現することが大切です。
後者の検索キーワードとコンテンツのマッチ度を上げるというのは非常に大切で、「検索キーワードでの順位をより高くすること」と比例すると考えられます。Googleの検索アルゴリズムでは検索キーワードとコンテンツがマッチすればするほど順位が上がりやすくなっています。そのためにも検索者の意図を考えたいろいろなコンテンツが必要となります。
同じキーワードでも検索者の意図が異なるような可能性があれば、それぞれのコンテンツを用意するのがいいと思います。
SEOでの昔のキーワードに対する考え方との違い
SEOにおいて昔はアクセス数という観点でのキーワード選びが主流でした。言い換えるとキーワードの検索数を考えたキーワード選びでした。その一番の弊害はコンテンツとのミスマッチがおき、コンバージョンが思ったほどでない場合がでるのです。
コンバージョン獲得が目的だったにもかかわらず、アクセス数の割に、想定のコンバージョンを獲得できないということが発生し始めたのです。ただ、昔のようにSEOが比較的簡単であった場合はSEO対策の費用が今よりも少なかったため、それほど問題にはなりませんでした。
しかし、今ではSEOに対する費用が昔の数倍になっているような場合が少なくありません。そうなるとコンバージョン獲得が思ったように進まない場合はSEOを継続することが難しくなるのです。または他の戦略を考えないといけなくなるのです。